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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年9月5日 シドニー 吉川竜太

豪:OZ Minerals社、Prominent Hill鉱山とCarapateena鉱山への電力供給戦略の練り直しを迫られる

 2017年8月31日付の地元メディアによると、豪OZ Minerals社は、BHPとの間で締結していた電力グリッドへの接続権が終了するのに伴い、SA州で操業しているProminent Hill Cu-Au鉱山のコストが2020年から5%上昇する可能性があると語ったことを報じている。OZ Minerals社によると、Prominent Hill鉱山の電力はBHPがSA州ダベンポートからOlympic Dam鉱山に敷設した電力グリッドに接続する契約をBHPと締結して利用している状況であるが、2020年8月をもって同契約を終了するとの通知をBHPから受けた。現状の契約は2018年7月でいったん終了するものの、OZ Minerals社によると10年間の延長を要求できる権利をOZ Minerals社は保有しているとしており、契約終了後少なくとも3年間は確実にOlympic Dam鉱山の電力グリッドに接続できることを確認するため、法的措置も検討していると語ったことが報じられている。BHPはOlympic Dam鉱山の拡張工事を実施中であり、拡張後のOlympic Dam鉱山での電力利用が必要であるため、Prominent Hill鉱山への電力供給契約を終了させることとしたのではないか、OZ Minerals社は2017年8月24日に同じ地域内に所在するCarapateena Cu-Au鉱山の開発を決定していることもあり、今後拡張計画もあるProminent Hill鉱山とCarapateena鉱山への安定的な電力供給を図るための戦略の練り直しを実施中である、と地元メディアは伝えている。

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