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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2017年9月6日 リマ 栗原健一

ペルー:鉱山各社、銅・亜鉛価格回復についてコメント

 2017年9月4日付け地元紙によると、銅や亜鉛の価格が回復を見せていることについて、Buenaventura社CEOのGobitz氏は、「銅や亜鉛の生産企業は、これら金属の価格回復により財政状況が改善し、所得税やカノン税の増額につながっていくだろう」との見通しを示した。さらに、価格回復はBuenaventura社傘下の亜鉛・銅生産企業El Brocal社にポジティブな影響を与えるとし、El Brocal社はこの好機を利用しMarcapunta鉱山(Pasco州)における銅の探鉱に注力する方針であることを明らかにした。
 これに対して、ペルー第3位の亜鉛生産企業であるVolcan社のMontoya部長は、同社における銅・亜鉛の探鉱強化は、最近の価格回復前から決定されていた計画であり、今後も当初の計画を維持すること、価格回復を理由とした特段のボーリング調査増加等は行わない方針を示した。その上で、金属価格回復は同社の方針を後押し・強化するものだと評価した。Volcan社は、Junin州でSanta Barbara de Carhuacayan銅プロジェクト、Chumpe銅プロジェクトにおけるボーリング調査を実施中のほか、今後Pasco州のRica Cerreña銅プロジェクトにおいてもボーリングを実施する見通しとなっている。
 さらに銅価格の回復は、今後再入札が計画されているDoe Run Peru社のCobriza銅鉱山(Huancavelica州)の売却にも有利に作用するだろうとの見方が示されている。

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