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ニュース・フラッシュ

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2017年9月13日 シドニー 吉川竜太

豪:WA州、金へのロイヤルティを現行の2.5%から3.75%に引き上げることを発表

 2017年9月7日、地元メディアはWA州政府の財務大臣であるBen Wyatt氏が、同州の財務状況を回復させるため、金のロイヤルティを現行の2.5%から3.75%に引き上げることと、WA州の上位1,200社を対象に収入税を引き上げることを明らかにしたと報じた。この措置により、WA州でAu鉱山を操業するNewmont社、Gold Fields社、AngloGold社などの世界的産金大手のみならず、Newcrest社、Evolution社、Northern Star社などASX上場の豪産金企業も影響を受けることとなる。地元メディアは、WA州のMark McGowan首相は自身が野党時代に批判していたロイヤルティ増加政策を実施することとなり、野党時代の公約を破棄することとなる、と報じている。このロイヤルティ上昇により、産金企業はAuの生産1ozあたり20A$をWA州に追加で支払うこととなり、WA州は約392mA$の新たな収入を得ることとなると報じている。産金企業を代表とする鉱業界はこの決定に対し、雇用を生み出すとしたWA州労働党政権の選挙前公約に反するものだと反発を強めている。また豪州連邦外務大臣で与党・保守連合のJulie Bishop氏は9月8日にWA州で開催されたAfrica DownUnderに出席し、WA州労働政権の政策優先度において、雇用創出よりも課税強化が優先的であることは残念なことだ、と批判したことが報じられている。

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