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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年10月4日 メキシコ 森元英樹

パナマ:加Orla Mining社保有のCerro Quema金プロジェクト、開発停滞

 2017年9月28日付け地元紙によると、加Orla Mining社(本社:バンクーバー)は、同社がパナマに保有するCerro Quema金プロジェクトは、低コスト且つ高効率の開発ができ、収益性の高い中米の中で魅力的なプロジェクトの1つであるが、パナマ政府の承認プロセスがその進捗を妨げていると述べている。同プロジェクトは、パナマ市南西190km、Los Santos県に位置し、鉱区面積150km2である。同社は、2016年12月のPershimeo Resources社との合併により金、銅含む主要3鉱床からなる同プロジェクトを取得した。現在探鉱中のLa Pava鉱床及びQuemita-Quema鉱床の金資源量は27.3tである。
 2014年のプレFS調査によると、鉱山の開発は露天掘り方式、粗鉱処理能力10千t/日のヒープリーチングプラントで平均年間金生産量2.4t、鉱山寿命5.3年と見込まれていた。同様に、2016年1月に公表されたPershimeo Resources社による最適化調査によると、CAPEXは当初の117mUS$から94.7mUS$へ減少、金市況価格1,275US$/ozに基づくIRR(内部収益率)は33.7%から41.4%まで上昇した。これは、器材設備及び人件費の削減及び燃料価格の低下がある。
 一方、遅れている環境影響評価書の承認プロセスに関しては、引き続き、承認時期は未定である。また、同プロジェクトの一部鉱業コンセッションの有効期限が迫っており、10年間の延長を政府へ申請した。加Orla Mining社は、環境影響評価書、鉱業コンセッション延長の申請を行っている段階にあり、それらの許認可を取得するまでの間、現場での活動の停止を含めた多くのオプションを検討している。さらに、Orla Mining社は、追加の酸化鉱を発見することに集中した探鉱投資を継続すると述べており、2017年8月24日現在、56孔、総延長6,629mのボーリング調査を実施している。

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