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ニュース・フラッシュ

鉱種:
グラファイト
2017年10月6日 シドニー 吉川竜太

豪:豪Mineral Resources社、Hazer Group社と合成グラファイト生成技術の商業化で覚書を締結

 豪Mineral Resources社と豪Hazer Group社は2017年10月4日、Hazer Group社が保有する合成グラファイト生成技術である「Hazerプロセス」の商業化に関し、法的拘束力を有さない覚書を締結したことを発表した。本覚書に従い両社は、年産1千tの超高純度グラファイトの初期的生産能力を保有し、年産10千tへの生産拡大が可能な大規模グラファイト合成工場の商業化を検討する。Mineral Resources社は本プロジェクトの全ての段階で資金拠出を実施する一方、Hazer Group社は技術提供の見返りに生産されたグラファイトの売上からのロイヤルティを保有することとなる。両社はまず超高純度グラファイトを年間1t程度生産するパイロットプラントを建設し、2018年中期を目標に試運転を実施する予定で、その結果が良好であればMineral Resources社の設計・建設により商業規模の生産施設を建造することを検討する。
 Hazer Group社のホームページによると、Hazerプロセスは天然ガスを鉄鉱石触媒と反応させて分解し、水素と合成グラファイトを生成する技術。Hazer Group社はもともと西オーストラリア大学で開発された本プロセスの商業化に取り組んでおり、2015年12月にASXに上場したとのことである。

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