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ニュース・フラッシュ

2017年10月10日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:EITI参加に向けた動き

 2017年9月27日付け地元紙は、メキシコ政府が採取産業透明性イニシアティブ(EITI)参加に向け、9月1日に代表者候補を選出した旨報じている。EITIは実施国に対し自国の採取産業に関するデータ作成を義務づけているが、メキシコではそのデータ公開のため、メキシコEITIポータルサイトを設立する計画である。承認されたあらゆる情報を当ポータルサイトにまとめ、情報の分散を防ぐことで、調査作業を容易にする。EITIは、石油・天然ガス、金属鉱物資源等の開発に係る資金の流れを透明化するグローバルスタンダードの枠組みであり、EITIが要求する条件を満たす国は、国際的に信頼の高い国と認識される。そのため、メキシコも本イニシアティブを実地することで、外国企業に対し投資を促す機会にもなると期待される。2017年10月に行われるEITI総会にてメキシコの参加が決定される予定であり、承認されれば2018年第4四半期に年次報告書が発行され、2020年第1四半期に採掘産業者に関連データベースが公開される予定である。メキシコでは、同イニシアティブ参加に向け、政府、民間企業、市民の各代表者で構成される組織を設置した。大蔵公債省からはMiguel Messmacher歳入担当次官、民間企業からはCNH(国家炭化水素委員会)Benigna Leiss委員長、メキシコ鉱業会議所(Camimex) Sergio Almazán事務局長が選出された。市民代表として、メキシコ国立自治大学経済研究所Teresina Gutiérrez研究員、調査開発教育機構(PODER)Benjamin Cokelet常務理事、Alcosta(環境団体) Esteban García-Peñaコーディネーター責任者がそれぞれ代表に選ばれた。

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