閉じる

ニュース・フラッシュ

2017年10月24日 サンティアゴ 村上尚義

チリ:鉱業用途の海水淡水化を促進する法案が下院鉱業委員会で審議

 2017年10月6日付けメディア報道によると、鉱山における従来の取水利用を規制し、海水淡水化を促進する法案が下院鉱業委員会において2017年10月中旬に審議される。
 下院鉱業委員会の委員であるSergio Gahona議員は、本法案が鉱業生産に及ぼす影響について明確にする必要はあるが、飲料水および農業用水を守るという意味では反論の余地はないとした。ただし、自然環境や利用状況が異なる全州において同じ法律で規制することはできないため、法案の十分な検討が必要であるとも述べている。
 規制が無くとも大手鉱山会社は既に海水淡水化プロジェクトを推進しており、チリでは水資源の使用用途および使用量の地域間格差が大きいため、従来このような規制は導入されないだろうと考えられてきた。
 鉱業委員会における採択投票は、環境省を含む2回の聴聞会の後に行われる予定である。

ページトップへ