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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2017年10月27日 シドニー 吉川竜太

豪:米Cliffs社、低品位鉄鉱石に対する値引き率の拡大に苦慮

 2017年10月23日付の地元メディアによると、WA州でKoolyanobbing鉄鉱石鉱山の操業などを行っている米Cliffs社は、低品位鉱石に対する値引きが今後も続くようであれば、鉱山操業の経済性が苦境に陥ることとなるとコメントした。同社は現在WA州から毎年11mtの鉄鉱石を輸出しているが、そのFe品位は58%とBHPやRio Tintoが出荷する代表的な鉄鉱石品位である62%よりも低品位であり、豪州からの高品位鉱石の出荷が増加した2017年、品位58%の鉄鉱石に適用される値引き率は15%から27%に拡大した。この値引き率の拡大は中国鉄鋼メーカーがよりクリーンで効率的な高品位鉱石を指向するようになったためとしている。Cliffs社は、現在操業中の鉱山が閉山するまでは豪州に留まるものの、値引き率の変化と豪ドルの為替レートが将来の不安材料であると指摘している。

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