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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2017年11月2日 ロンドン 吉益英孝

ポルトガル:ILZSGの亜鉛需給予測、2018年は223千tの供給不足へ

 2017年10月26~27日に、ポルトガル・リスボンで国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)が開催され、2017年及び2018年の亜鉛需給予測について協議が行われた。ILZSGは亜鉛需給バランスについて、2017年は398千tの供給不足、2018年には223千tの供給不足になると予測した。
 供給サイドについては、亜鉛鉱山生産量は、2017年はエリトリアでの生産増、インドの生産回復、ペルーの生産増などが貢献し、前年比1.8%増の13,000千t。2018年は豪州、南ア等の生産量の増加が貢献し、前年比6.0%増の13,780千tと予測した。亜鉛地金生産量は、2017年はインド等の生産増にも関わらず、カナダでの製錬所ストライキ等が影響し、前年比1.4%減の13,530千t。2018年は豪州、カナダ、中国、韓国、ノルウェー、ベルギー等の生産増が見込まれ、前年比3.9%増の14,060千と予測した。
 需要サイドについては、2017年は米国での使用量が前年比12.2%と大きく伸びると見られ、前年比0.7%増の13,930千t。2018年は米国需要の継続した伸びと2011年以来の欧州での堅調な需要増が見込まれ、前年比2.5%増の14,280千tと予測した。中国の需要は2017年は前年比1.8%減となるものの、2018年はメッキ用途での需要の増加が見込まれ、前年比3.0%増と見られている。
(2017年10月30日 ロンドン 吉益英孝)

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