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ニュース・フラッシュ

鉱種:
バナジウム
2017年11月7日 シドニー 吉川竜太

豪:蓄電池向けバナジウム案件の豪州における進捗状況について

 2017年10月26日付の地元メディアは、蓄電池の素材として現在世界中でブームとなっているリチウムの次にバナジウムの時代が来る可能性について報じている。バナジウムは伝統的に鉄鋼添加材として使用されており、中国における需要の伸びも相まって価格は2016年初頭以降伸び続けており、2017年初頭と比較して2017年9月には2倍となった。今後は流入電力の増減に柔軟に対応可能で供給安定性が高いことが特徴とされるバナジウムフロー蓄電池向けの需要が伸びる可能性があり、豪州ではAustralian Vanadium社をはじめ、Atlantic社、Neometals社、TNG社、King River Copper社などがバナジウム案件を推進している。Australian Vanadium社はWA州にGabaninthaプロジェクトを保有しており、現在資源量179.6mt、V2O5品位0.75%を計上、今後経済性の評価を実施することを予定している。同社はバナジウムの蓄電池への適用を促進する事業にも取り組んでおり、今後バナジウム案件を保有する各社は、バナジウムフロー電池の認知度を上げる取り組みのために協力する必要がある、とコメントした。

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