閉じる

ニュース・フラッシュ

2017年11月9日 モスクワ 黒須利彦

カザフスタン:カザフスタン開発銀行、Kazzinc社の資源基盤代替を支援

 2017年10月31日付の地元報道等によると、カザフスタン開発銀行(DBK)とZhairem採鉱選鉱コンビナート(Kazzinc社が100%支配)は、2017年10月20日、カラガンダ州ジャイレム町の採鉱選鉱プラント第一フェーズ建設に対する与信契約に調印した。Kazzinc社によると、これは戦略的プロジェクトであり、枯渇しつつある資源基盤(現在主に東カザフスタン州に存在)の代替を目的としている。同プロジェクトは、2015~2019年の国家産業技術革新発展プログラムの一環として実施されている。
 プロジェクトは総額4億2,400万US$で、二つのフェーズから成る。DBKはプロジェクト第一フェーズ(3億5,200万US$)の資金の一部(約30%)を融資する予定で、融資額330億KZT(カザフスタン・テンゲ、1億1,500万US$)、期間7年、年利7.9%となる。残額については会社が自己資金で賄う。第一フェーズは、新規プラントの建設(Zapadny及びDalnezapadny露天採鉱場の開発、Zhairem鉱床開発を含む)及び重液選鉱部門の建設である。第一フェーズの実施は2018年末の予定で、プラントでは選鉱に先立つ重質鉱石の生産が開始される。
 また、第二フェーズの目的は亜鉛精鉱生産で、選鉱プラント(浮選部門含む)の主要棟建設及び周辺インフラ建設が予定されている。プロジェクトの実施は2019年第4四半期を予定している。新規プラントの多金属鉱石処理能力は500万tとなる。2020年以降、生産される浮選精鉱中の当量は亜鉛13万t、鉛6万t、銀25tとなる。この第二フェーズの融資についてはまだ決まっていない。

ページトップへ