閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2017年11月14日 シドニー 吉川竜太

豪:Fortescue社、低品位鉄鉱石への値引き率拡大は中国政府の介入に起因するものであると指摘

 2017年11月8日付の地元メディアは、豪鉄鉱石大手Fortescue社のAndrew Forrest会長とNev Power CEOが、低品位鉄鉱石への値引率が増大しているのは、中国政府の鉄鋼メーカーに対する介入と関係していると発言したことを報じている。Forrest氏は、中国の習近平国家主席が二酸化炭素排出低減などを目的として、コストを度外視した高品位鉱石の使用を鉄鋼メーカーに押し付けており、このことが鉄鉱石価格の上昇と低品位鉱石への値引率の拡大を招いていると非難した上で、Fortescue社は今後ドイツやインド、英国、東南アジアなど中国以外の国への販売計画を加速させるであろう、と語った。また、同社CEOのPower氏もForrest会長の発言を支持し、中国政府の介入により高品位鉄鉱石に高いプレミアが生じている状況であると指摘。Fortescue社が販売可能な中国外の国際市場では適正な取引が実施されており、WA州Pilbara地域Western HubのEliwanaプロジェクトに関しては開発に向けたFSを引き続き推進することを明らかにした。なお、Power氏は2018年2月に同社CEOを退任することが決まっている。

ページトップへ