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2017年11月17日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:国内銀鉱山拡張により2018年銀生産量は増加の見込み

 2017年11月13日付け地元紙は、国内鉱山企業3社による新鉱山や拡張により、今後数年間で銀生産量が22~55%増加する見込みである旨報じている。概要は以下のとおり。
・加Endeavour Silver社(本社:バンクーバー)
 今後3年間でEl Compás(Zacatecas州)、Terronera(Jalisco州)、Parral(Chihuahua州)の3件のプロジェクトを立ち上げる計画であり、順調に進めば2020年には同社による銀総生産量は2016年比54.6%増の15百万ozとなることが見込まれている。なお、同社は2017年銀生産量を銀相当8.5~9.0百万ozと見込んでいる。
・墨Fresnillo社
 同社は、2017年銀生産量を前年の50.3百万ozを上回る58~61百万ozと予想している。生産量増加に貢献したのは主にSan Julián新鉱山であり、同鉱山内に保有する浮遊選鉱プラントにおける処理量は、2017年第3四半期に6,000t/日に達した。また、同社が開発を進めるPiritasプラント(Zacatecas州)は2018年に生産が開始される見込みで、同社による年間銀生産量は3.5百万ozとなり、さらにCiénega鉱山(Durango州)拡張完了後には生産量が1.3百万oz増加する見込みである。
・加Pan American Silver社(本社:バンクーバー)
 同社はメキシコ国内に保有する2鉱山の拡張工事を進行中で、La Colorada鉱山(Zacatecas州)の投資額は164mUS$であり、生産量は2016年の5.8百万ozから2017年は7.7百万ozへ増加する見込みである。Dolores鉱山(Chihuahua州)における拡張プロジェクトには112mUS$投じる計画であり、銀生産量は2016年の3.84百万ozから2017年は6.30百万ozへと増加する見込みである。これらの拡張プロジェクトは年内に完了する予定で、これにより2018年メキシコ銀総生産量は2017年の11.5百万ozから21.7%増の14.0百万ozへ増加することが予想されている。

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