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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト
2017年11月21日 ロンドン ザボロフスキ真幸

DRコンゴ:Amnesty International、Apple社が責任あるコバルト調達元として先行していると発表

 国際人権NGOのAmnesty Internationalは、2017年11月15日、DRコンゴでの主要電子機器及び自動車メーカーにおけるコバルト調達の調査報告書“Time to Recharge”を公表した。報告書によると、同社が調査した29社の内、最も責任あるコバルト調達を行っているのは2017年初頭にコバルト調達先を開示したApple社である。また、同社は児童労働の特定、対処に積極的に関与している。一方、Microsoft社は調達先の開示もせず、活動が遅いとされた。自動車メーカーでは、BMWが最も改善しているとされたがRenault及びDaimlerは開示とディーデリジェンスのための国際基準の最低限を満たさず、特に深刻な状況であると指摘された。Amnestyに対し、Microsoft社は自社の全バッテリサプライヤーと協力して、責任ある原材料調達方針を遵守していると伝え、RenaultはResponsible Raw Materials Initiativeに参画し、2017年末に監査を実施する予定だとした。Daimlerも同様に現在製錬所及び鉱山の特定中だと伝えている。同レポートでは、企業はそれぞれコバルトサプライチェーンにおける人権侵害を特定、予防、対処し、説明責任を負わなくてはいけないとした。また、次なるステップとして、人権リスクアセスメントの公開が重要であるとした。

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