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2017年11月27日 シドニー 吉川竜太

豪:WA州政府、州議会で一度否決された金ロイヤルティ引上げ法案を修正して再度上程することを検討

 2017年11月21日付のメディア報道によると、2017年10月に州議会上院でAuのロイヤルティ引上げ法案が否決された豪WA州政府は、法案の内容を変えて再度ロイヤルティの引上げを試みようとしている。これはWA州のBen Wyatt財務相が明らかにしたもので、2018年1月1日以降に現状2.5%のAuロイヤルティを3.75%に引き上げる内容で、この点は否決された前案と同様である。修正された点は、①新しいロイヤルティの適用を、Au価格が1,400A$/oz以上の場合とする(前回は1,200A$/oz以上)、②all-in sustaining costがAu価格の85%を超えるような限界収益に近いプロジェクトに対しては、ロイヤルティの還付を行う(新設)、③Au生産量2,500ozまではロイヤルティの対象外とする(新設)、の3点である。Wyatt財務相は、産金企業から反対されることは理解しているが、州政府の財政健全化のため彼らの意見を聞いて合理的な方法で解決する必要があると発言したのに対し、業界団体であるWA州鉱物エネルギー会議所や鉱業探鉱企業協会からは、本質的に前回の法案と変わらないとして早くも強い反対意見が表明されている。

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