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ニュース・フラッシュ

2017年11月29日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:鉱山企業各社への付加価値税(VAT)還付が進む

 2017年11月17日付け地元紙は、メキシコ国税庁が国内金鉱山企業各社に対し、2017年下半期中に最低でも総額138mUS$の付加価値税(VAT)の還付を行う可能性があると予想した。企業側は還付金額を公表しないため、この額は更に高くなる可能性がある。上半期から国税庁による還付手続きに遅延が生じているため、多額の投資を行う鉱山企業には還付金は経営に大きな影響を及ぼす。
 なお、下半期の還付金額上昇理由は、上半期に国税庁による調査に時間を要したこと、下半期に返還手続きを加速したことがあげられる。第3四半期以降、返還の滞りは解消されてきているとみられるが、残りの払い戻しが今年中にどれほど進むかは現段階で未定である。
・加Goldcorp社:91mUS$
 同社の還付金額は金鉱山の中で最も高額であり、第3四半期に85mUS$、第4四半期には6mUS$を受領している。なお、同社が保有するPeñasquito 鉱山(Zacatecas州)では、投資額420mUS$によるリーチングプラント開発が進行中である。
・加Torex Gold社:24.5mUS$
 同社の上半期還付金額16.8mUS$に対し、下半期には受領額が増加した。同社は昨年、保有するEl Limón-Guajes鉱山(Guerrero州)において商業生産を開始している。
・加Primero Mining社:15.2mUS$
 第3四半期還付金額4.6mUS$に対し、10月は10.6mUS$に増加した。
・加Leagold Mining社:5.75mUS$
 2017年4月にLos Filos鉱山(Guerrero州)を買収、同鉱山の前所有者であるGoldcorp社の配分額90mUS$についても明らかとなった。
・加Mcewen Mining社:1.2mUS$
 上半期の0.4mUS$から下半期は増加した。

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