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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2017年12月13日 リマ 栗原健一

ペルー:Newmont Mining社、Yanacocha金鉱山と今後の方針を示す

 2017年12月11日付け地元紙によると、Newmont Mining社の経営陣は、Yanacocha金鉱山について、先日開発が決定されたQuecher Main酸化鉱鉱床によりマインライフが2027年まで延長できる一方で、現在の操業ピットの地下に位置するYancocha Sulfuros銅・金硫化鉱鉱床の開発を進めており、将来的にYanacocha鉱山を銅鉱山に転換する方針を示した。
 その意味でQuecher Main酸化鉱鉱床は、銅の開発生産が行えるようになるまでの「つなぎ」のような存在であるとし、本鉱床が存在しなければ金資源の枯渇によって2021年頃に操業を一旦停止した後、銅鉱山として操業再開を行わなければならなかったが、このような最悪のシナリオを回避することができたとの認識を示した。
 Quecher銅・金硫化鉱鉱床開発には300mUS$が投資され、2019年に生産を開始し年間20万oz(約6.2t)の金が生産される見通しとなっている。
 一方Yancocha Sulfuros銅・金硫化鉱鉱床については、現在EIAを実施中のほか、少なくとも1,000mUS$の投資が見込まれ、マインライフが20年延長されることが見込まれている。
 なおNewmont社は、ペルーにおけるYanacocha金鉱山の動向やConga金プロジェクト、Quilish金プロジェクトの停滞状況、他国(コロンビア、仏領ギアナ等)における投資開発状況を受けて、中南米における同社の拠点地をペルーからマイアミへと移転する方針を明らかにした。

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