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ニュース・フラッシュ

鉱種:
タングステン
2017年12月20日 モスクワ 黒須利彦

ロシア:ロシア政府、タングステンのくず・スクラップの輸出関税を決定

 2017年11月27日付の地元報道等によると、2017年11月27日付ロシア政府決定第1437号により、ロシアから関税同盟協定加盟国外に輸出されるタングステンのくず・スクラップに対する新しい輸出関税率が承認された。これにより、ユーラシア経済同盟商品分類コード8101 97 000 0(くず及びスクラップを含むタングステン及び同製品)が関税率表に追加され、税率は7.5%に決定された。当該政府決定は、公布日より30日経過後に施行され、関税は1年間適用される。
 ロシアからのタングステンのくず・スクラップの輸出は、近年、数量・価格とも急激に伸びている。スクラップの輸出は2014~2015年の2年間で21t以下(平均価格3.6US$/kg)であったが、2016年は138t(10.8US$/kg)となり、2017年の予想は約70t(13US$/kg)である。この間のタングステン及びフェロタングステン市場では逆に価格下落が見られた。経済発展省によると、関税導入が必要となった理由は、国内冶金産業向けのタングステン原料の不足である。

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