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2017年12月20日 モスクワ 黒須利彦

カザフスタン:2017年の地質調査プロジェクトへの民間投資は40億KZTを予定

 2017年11月24日付の地元報道等によると、カザフスタンは、近年、地質調査分野に世界の有力企業を誘致する政策を推進しており、この取り組みにより、同国は大深度の地下資源を短期間で調査可能な世界的地質調査技術を利用できることになる。
 同国では、銅、金、レアメタル、レアアース、鉛、亜鉛、クロムといった戦略的金属の鉱床探査を目的とする39件の投資プロジェクトが実施されており、2017年は地質調査に40億KTZ(カザフスタン・テンゲ)の民間投資が予定されている。Kazgeology社の会長は、「多国籍企業Rio Tintoは2015~2017年にカラガンダ州のKorgantas及びBalkhash-Saryshagan銅鉱床の地質調査に33億KZTを投資した(地質調査の総予算は70億KZT)。豪Iluka Resources社は2017年、エア コア ドライボーリング法によりコスタナイ州で9,000m(300本)のボーリング調査を実施した。探査対象はチタン・ジルコニウム砂鉱床である。詳細探査を継続するため、コスタナイ州及び北カザフスタン州の2つの有望エリアが選定された。実施当初からの投資額は7億KZTとなった」と述べている。また、ドイツのファンドUlmus Fundは、カラガンダ州Besshokyエリアの銅鉱床探査に6億KZTを投資した。加えて、2017年は、カザフスタンで初めてPolymetal社(ロシア)とGhadir Industry社(イラン)の地質調査が開始され、Polymetal社の発注により、金・銀・銅鉱床の発見が有望なコスタナイ州Shekaraエリア(1,200km2)において空中物理探査が実施された。
 2018年は、地質調査に50億KZTの民間投資が予定されており、Kazzinc社、Kazakhmys社、Polymetal社のプロジェクトが含まれる。また、トルコのYILDIZLAR SSS HOLDING 及び Lidya Madencilik社との地質調査実施のための協力協定(地質調査投資額5,000万US$超)が締結されている。

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