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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2018年1月5日 シドニー 吉川竜太

豪:McArther River亜鉛-鉛-銀鉱山の廃石誤処理問題を巡り、NT準州政府の対応が批判の対象となる

 2017年12月21日付のメディアによると、Glencoreが運営するNT準州のMcArther River Zn-Pb-Ag鉱山において2016年に発生した、酸性水の発生源となりうる有害な廃石の誤処分に関し、NT準州による調査による報告書が公表されていないことへの批判が強まっている。MacArther River鉱山に関しては、2018年中の操業拡張実施のため環境影響調査書が発表されているが、その中で約14ktの有害な廃石が無害な廃石と勘違いされ、通常の廃石処理場に廃棄されてしまったことが報告されており、今後長期間にわたり酸性水を発生させる危険があるのではないかと指摘されている。NT準州政府は2016年に実施した事故調査結果の詳細に関し、結果は口頭で伝達済みであるとして公表することを拒否しており、環境活動グループは事故対応に関する透明性が欠如していることは、NT準州政府が鉱山操業を管理できていない証拠であるとして批判を強めている一方、NT準州一次産業資源局のArmando Padovan局長は取材に対し、廃石処理場から酸性水の流出や大気への影響は現状で観測されておらず、どの程度長期間の影響があるかどうかは不明としながらも、リスクは十分に低減されるのではないかと語った。

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