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2018年1月16日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:主要銀鉱山、直接コストが増加

 2018年1月8日付け地元紙は、2017年第3四半期の国内主要11銀鉱山の操業に係る直接コストを発表している。2017年第3四半期の平均直接コストは5.59US$/ozとなり、前年同期の4.86US$/ozより増加している。11鉱山中8鉱山でコストが増加したものの、その平均額は5.59US$/ozに抑えられた。なお、墨Fresnillo社が保有するFresnillo鉱山(Zacateas州)は、データの公表が半年に1度であるため、除外されている。以下、各鉱山の2017年第3四半期直接コストである。
<低コスト鉱山>
・San Sebastián鉱山(米Hecla Mining社):−3.12US$/oz(前年同期−4.03US$/oz)
・Dolores鉱山(加Pan American Silver社):−0.57US$/oz(前年同期−5.26US$/oz)
・Santa Elena鉱山(加First Majestic Silver社):−1.39US$/oz(前年同期0.81US$/oz)
・San José鉱山(加Fortuna Silver社):1.53US$/oz(前年同期0.73US$/oz)、同鉱山は金・銀の販売量と価格の下落からコストが増加した。
・La Colorada鉱山(加Pan American Silver社):1.71US$/oz(前年同期6,58US$/oz)、同鉱山は最もコスト削減に成功している。
<中コスト鉱山>
・El Cubo鉱山(加Endeavour Silver社):6.37US$/oz(前年同期9.16US$/oz)、同鉱山における品位増加と金回収率の増加がコスト低下につながった。
・Palmarejo鉱山(米Coeur Mining社)直接費は公表されていないが、販売コストは前年同期の10.05US$/ozから8.68US$/ozへと減少した。同鉱山はGuadalupe e Independencia鉱床からの生産に注力し、金・銀生産量が大幅に伸びている。
・San Martín鉱山(加First Majestic Silver社):7.11US$/oz(前年同期6.51US$/oz)
<高コスト鉱山>
・La Parrilla鉱山(First Majestic Silver社):12.26US$/oz(前年同期7.70US$/oz)
・La Encantada(First Majestic Silver社):12.47US$/oz(前年同期US$11.20/oz)、同鉱山では2017年42日間の生産停止となったが、第3四半期に生産量が回復した。
・Guanaceví鉱山(Endeavour Silver社):13.68US$/oz(前年同期11.12US$/oz)、技術トラブルが影響、現在は解決されているが、同鉱山は最もコスト高となった。

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