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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年1月18日 リマ 栗原健一

ペルー:Marcobre社、Mina Justa銅プロジェクト地域における自然保護区改善プロジェクト実施

 2018年1月15日付け地元紙によると、Mina Justa銅プロジェクト(Ica州)を実施するMarcobre社は、同州内の2件の自然保護区の改善プロジェクトに11百万ヌエボ・ソーレス(約3.4mUS$)を投資することを約束した。本プロジェクトは、国内最大のコンドルの生息地であるSan Fernando自然保護区とペンギンの生息地であるPunta San Juan海洋保護区におけるアクセスや監視状況を改善するもので、OxI(政府や自治体が優先案件として指定する公共事業を民間企業が実施し、投資額を所得税の納付額として認める制度)と呼ばれるスキームで実施される計画となっている。
 本件について、国立自然保護区管理局(SERNANP)のGamboa長官は「環境省やSERNANP管轄下の最初のOxIプロジェクトであり、本プロジェクトはモデルケースになるだろう」としたほか、資源採掘産業が自然保護に貢献できることを示す事例であるとの考えを示した。その上で、SERNANPはLa Granja銅プロジェクト(Arequipa州)を実施するRio Tintoとも、火事による被害を受けたPagaibamba森林保護区再生事業の継続を交渉中であるとコメントした。さらに、かつてはHunt Oil社やGran Tierra社等の石油企業からも多大な支援があったものの、石油価格の下落後、事業撤退等により支援が落ち込んだ経緯を明らかにし、今後これら企業からの支援が復活することを願っているとコメントした。

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