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2018年1月19日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:加Alamos Gold社、Mulatos鉱山の生産安定化を予測

 2018年1月12日付け地元紙は、加Alamos Gold社(本社:トロント)がSonora州に保有するMulatos鉱山は、今後の生産が安定するとともに、コスト削減が図られると予測している。同鉱山における2017年の金生産量は2016年から6,000oz増の160.000ozで、2018~2020年にかけての金生産量は150,000~160,000oz/年と推計されている。また、2018年の直接コストは800US$/oz(前年815US$/oz)、全維持コスト(AISC)は900US$/oz(同890US$/oz)と予測している。2019年初頭には5%のnet smelter return(NSR)を得る予定で、金価格を1,300US$/ozと見積もった場合には、直接コストは約65US$/oz削減される。また、2017年に開発工事が完了したLa Yaqui鉱山が生産を開始したことから、Mulatos鉱山における精鉱プラントは1日当たりの生産量が2017年の18,500tから2018年には20,000tに増加する見込みである。
 しかしながら、San Carlos鉱床からの生産は2018年第3四半期に終了する予定であるため、同社は2018年、新たに13mUS$を投資し、La Yaqui Grande鉱床とCerro Pelón鉱床の開発を進める計画である。Mulatos鉱山においては、El Carricito、La Yaqui、Norte-Halcón、El Refugio、San Carlosのそれぞれの鉱床の探査を行う予定である。Sonora州に保有するEl Chanate金鉱山は、2018年中期に採掘が終了することから、金生産量は前年の60,400ozから2018年は40,000~50,000ozに減少する見込みである。同社は保有するEsperanzaプロジェクト(Morelos州)とQuartz Mountainプロジェクト(米Oregon州)に2mUS$を投資し開発を進める計画である。
 同社の2017年第4四半期金生産量は120,300ozで、前年同期の105,676ozより増加しており、2017年、カナダのIsland Gold鉱山を買収したことが大きく影響している。同期の各鉱山における金生産量はMulatos鉱山42,700oz(前年同期44,900oz)、El Chanate鉱山12,100oz(前年同期16.114oz)とそれぞれ減少した。

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