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鉱種:
2018年2月2日 リマ 栗原健一

ペルー:2018年、主要銅鉱山6件が拡張や増産の見通し

 2018年1月31日付け地元紙によると、鉱山技師協会のGobitz会長は、ペルー全国の銅生産のうち86~90%を生産するCerro Verde銅鉱山(Arequipa州)、Las Bambas銅鉱山(Apurimac州)、Antamina鉱山(Ancash州)、Toquepala銅鉱山(Tacna州)、Antapaccay銅鉱山(Cusco州)、Toromocho銅鉱山(Junin州)において、拡張や増産が行われるとの見方を示した。
 Gobitz会長は、現在Toquepala銅鉱山、Antapaccay銅鉱山、Toromocho銅鉱山が拡張プロジェクトを実施中であるとしたほか、Las Bambas銅鉱山も拡張を計画している一方、Antamina鉱山は拡張を完了したばかりであるとコメントした。
 さらにGobitz会長は、銅価格が2016年1月から2018年1月までの2年間に、4,500US$/tから7,200US$/tへと56%上昇し、上向きの市場が業界を推進するとの見方を示した一方で、「新規プロジェクトよりも既存操業の拡張の方が安全」との考えのもと、企業は依然低リスク路線を維持していることを認めた。
 一方Southern Copper社のGonzales社長は、Toquepala銅鉱山拡張の完了を控えて、その他のプロジェクトに関してもできるだけ早期に開発を実現したいとの考えを示し、Tia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)については2018年、Los Chancas銅プロジェクト(Apurimac州)は2021年に操業を開始したいとの考えを示した。
 またMMG社のDrago副社長は、2017年にLas Bambas銅鉱山は様々な課題に直面したものの、操業や生産性の改善によって生産目標を達成することができたとし、今後も拡張計画や探鉱を進めると共に、効率性追求やコスト削減に取り組む方針を示した。

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