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2018年2月14日 モスクワ 黒須利彦

ロシア:Norilsk Nickel社とRussian Platinum社、タイムィル半島で合弁設立へ

 2018年2月7日付の地元報道等によると、Norilsk Nickel社とRussian Platinum社は、2018年2月7日、プーチン大統領同席の下で戦略的パートナーシップに関する包括協定に調印し、3つの鉱床開発による白金族金属年産70~100t(250万~350万oz)を見込む合弁企業が2018年内に設立されることになった。
 この協定によると、ノリリスク工業地区(タイムィル半島)の斑岩鉱床の更なる開発に向けて合弁企業(出資比率は50:50)を設立し、Norilsk Nickel社がMaslovskoe鉱床の開発ライセンス、Russian Platinum社がNorilsk-1鉱床南部及びChernogorsk鉱床の開発ライセンスを合弁の資本に拠出する。
 プロジェクト実施の最終的スコープや期間に関する決定については、2019年内に作成されるFSの結果を踏まえて行われる。プロジェクト関連作業の開始は2020年、製品生産の開始は早くて2023年末となる。
 また、この合弁企業に対する投資額は約2,500億RUBとなる。プロジェクト実施に向けてプロジェクトファイナンスその他銀行融資の取得を行う。また、Norilsk Nickel社は自社が有するノリリスク工業地区の電力・輸送インフラを合弁が利用できるようにする。
 Maslovskoe鉱床の埋蔵量は、ニッケル72万8,000t、銅110万t超、プラチナ1,250万oz、パラジウム3,226万ozである。Norilsk-1鉱床南部の埋蔵量は、パラジウム5,940万oz、プラチナ2,320万oz、銅・ニッケル・コバルト330万t以上である。Chernogorsk鉱床の露天採掘向け埋蔵量は、パラジウム1,280万oz、プラチナ480万oz(資源量1,040万ozの西部では坑内採掘が可能)、銅・ニッケル・コバルト80万t超である。

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