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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年2月14日 モスクワ 黒須利彦

カザフスタン:KAZ Minerals社の2017年生産実績

 2018年1月25日付の地元報道等によると、KAZ Minerals社の2017年生産実績は以下のとおりであった。
 2017年の銅生産量は、前年(14万4,000t)比80%増の25万9,000tであった。この増加は、Aktogay鉱山における硫化鉱からの銅生産開始(同鉱山の銅生産量は2017年9万t、2016年1万8,000t)とBozshakol鉱山の生産拡大(銅生産量は2017年10万1,000t、2016年4万8,000t)による。
 また、2017年の鉱石採掘量は前年(4,900万t)比32%増の6,480万tであった。銅平均品位は前年の0.98%から0.71%へと低下したが、これはBozshakol及びAktogayの選鉱プラントの低品位鉱処理量が増加したことによる。
【Bozshakol】
 2017年の鉱石採掘量は、前年比22%増の3,460万tであった。鉱石処理量は2つのプラント(硫化鉱選鉱プラント、粘土鉱石処理プラント)の生産拡大に伴い、前年(1,110万t)比122%増の2,460万tとなった。処理鉱石の銅平均品位は前年の0.56%から0.53%に低下した。
 2017年の銅生産量は10万1,300tであった(2016年は4万8,000t)。採鉱順序の変更により、2017年Q4に採掘した硫化鉱の銅品位が低下し(0.49%)、2018会計年度の銅平均品位の予想は0.44%へと見直された。2018年のBozshakolの銅生産量は10万tと予想されている。
【Aktogay】
 2017年の鉱石採掘量は前年(1,610万t)比63%増の2,620万であった。2017年の銅生産量は9万200t(硫化鉱からの銅6万5,100t、酸化鉱からの銅カソード2万5,100t)となった(2016年は1万8,000t)。
【東部地域及びBozymchak】
 2017年のVostoktsvetmet社事業所及びBozymchakの鉱石採掘量は、2016年末のYubileyno-Snegirikhinsky 鉱山閉山により、前年(470万t)比16%減の390万tとなった。また、2017年の処理鉱石の銅平均品位は、Orlovskaya及びNikolaevskaya選鉱プラントにおける品位低下により、前年の1.96%から1.89%へと低下した。2017年の銅生産量は6万7,000tであった(2016年は7万7,400t)。

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