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ニュース・フラッシュ

鉱種:
チタン
2018年2月14日 モスクワ 黒須利彦

ウクライナ:UMCC社、2017年のイルメナイト生産は前年比18.7%増

 2018年1月30日付の地元報道等によると、United Mining and Chemical Company(UMCC社)の2017年におけるイルメナイト(含チタン原料)生産量は、前年(33万300t)比18.7%増の39万2,200tとなった。
 同社は、Vilnohirsk Mining and Metallurgical Plant(VMMP社、ドニプロペトロウシク州)とIrshansk Mining and Processing Plant(IMPP社、ジトームィル州)を傘下に有する。
 専門家は、UMCC社経営陣がIMPP社の輸出への方向転換という戦略的に正しい決断をしたことがIMPP社好調の要因であると見ている。IMPP社は2004年から2014年までは、自社製品を専ら国内の処理企業(Krymsky Titan社及びSumykhimprom社)に供給していた。
 一方、VMMP社の2017年の生産実績は低下し、生産量はイルメナイト16万7,800t(前年比2.2%減)、ルチル5万3,600t(同2.9%減)、ジルコン2万6,500t(同9.5%減)となった。生産減少の要因は、同社が処理する鉱石の貧鉱化であり、これによる処理コストの上昇である。事態の改善には選鉱施設の近代化が必要であり、関連の対策が2018年の投資計画に盛り込まれている。

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