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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年3月7日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:Grupo México社、銅増産及び鉄道部門向け投資促進

 2018年2月28日付け地元紙によると、Grupo México社は、同社がSonora州に保有するPilares銅プロジェクトの2019年操業開始に向けた159mUS$の投資を発表した。
 同プロジェクトは、Sonora州La Caridad鉱山から6kmの場所に位置し、35,000t/年の銅精鉱生産能力を持つ露天掘り鉱山であり、既に幹線道路の整備が完了している。同鉱山の高品位鉱石は、La Caridad鉱山に輸送し、粉砕され、精鉱品位(平均品位はPilares:0.78%、La Caridad:0.34%と推定)を調整し出荷される。
 同社の2018年の設備投資額は2,583mUS$を予定しており、Toquepala鉱山の拡張では、年間銅生産量が100,000tから250,000tに増加し、Buenavista亜鉛プロジェクトの操業開始により、亜鉛生産能力は80,000tから160,000tに拡大し、今回のPilaresプロジェクトへの投資により高品位鉱石の確保はLa Caridad鉱山の生産量拡大に貢献する。
 さらに、同社は、鉄道部門を含む輸送分野への投資も進めており、2017年の設備投資額3,587mUS$のうち鉱業部門が占める金額は1,174mUS$であり、その他、輸送部門ではFlorida East Coast Railway鉄道の100%株式取得を含め2,386mUS$、インフラ整備に27mUS$を投じた結果、2017年の設備投資額は対前年比125%上昇した。
 同社は、運輸部門への投資の継続により、総合的なシナジー効果が生まれると述べており、今後は、エネルギー改革後のチャンスを活かし、燃料貯蔵ターミナル・プロジェクト向け投資に加え、2018年3月27日に予定されている、石油・天然ガス鉱区入札R03-L01(浅海)への入札を検討している。

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