閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2018年3月13日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:墨Peñoles社、NAFTA再交渉を間接的に見守る

 2018年3月7日付け地元紙は、墨Peñoles社幹部にインタビューを行い、NAFTA再交渉に関する同社の見解を報じている。概要は以下のとおりである。
 Peñoles社の見解はNAFTA再交渉による同社への直接的な影響は無いと考える一方で、自動車産業への影響、特にメキシコ外への雇用流出の可能性を懸念している。また、米国は鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ25%と10%の輸入関税を課す方針であるが、鉄鋼製品に関税が課された場合、コスト増の要因となり、関税付加は非論理的であると述べている。アルミニウムを除く非鉄に関しては影響がないと予測するが、亜鉛は、亜鉛めっき鋼板に使用されるため、その点に関しては慎重に見極めたいと付け加えた。米国の年間亜鉛生産量0.2百万tに対し、消費量は1.2百万tであることから、メキシコから米国への亜鉛輸出は大きなメリットである。Peñoles社は世界金融危機以降の2009年から、亜鉛販売先の多様化を進めており、米国以外には欧州向け輸出も行っている。しかし、売り上げに占める割合は引き続き米国が高く、最近は、米ドルとの為替問題があるが、為替変動は同社にとってさほど問題ではないと述べた。

ページトップへ