閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年3月13日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:2018年銀生産量、増加予測

 2018年3月7日付け地元紙は、国内各社の2017年銀生産量を報じるとともに、2018年銀生産量が増加すると予測した。国内銀生産主要10社を調査した結果、2018年予想総生産量は159百万ozとなり、2017年の154百万ozを上回る結果となる。なお、2013年以降の銀年間生産量は、2016年144百万oz、2015年148百万oz、2014年147百万oz、2013年139百万ozでる。以下、2017年銀生産の上位10社を紹介する。
1位:墨Peñoles社(本社:メキシコシティ):66.4百万oz
 同社子会社Fresnillo社による生産が好調であることから、2016年の58.1百万ozより増加。2017年はFresnillo社が生産予想量(58.7百万oz)を達成し生産増を確保したが、2018年Fresnillo社は68.5百万ozの生産量予測を立てておりPeñoles社の生産量も増加すると予想される。
2位:加Goldcorp社(本社:バンクーバー):21.5百万oz
 同社が保有するPeñasquito鉱山(Zacateas州)の品位上昇が生産量の増加に大きく貢献したが、一部には同鉱山の金品位低下が報じられていることから2018年銀生産量は減少するとの予想がある。
3位:米Southern Copper社(本社:アリゾナ州):12.8百万oz
 2017年生産量は13.9百万ozより減少した。2018年についての予測は同社は発表していないが、2017年と同量になると予想される。
4位:加Pan American Silver社(本社:バンクーバー):11.9百万oz
 同社保有のDolores鉱山(Chihuahua州)、La Colorada鉱山(Zacatecas州)の拡張により、2016年11.5百万ozから増加、2018年も引き続き増加が予想される。
5位:加First Majestic Silver社(本社:バンクーバー):9.75百万oz
 2017年は同社が保有する複数の鉱山で問題が発生し、生産予想量10.0~10.6百万ozを下回る結果となった。2018年は諸問題が解決し、生産量は10.6百万~11.8百万ozへと回復する見込みである。なお、Primero Mining社より買収するSan Dimas鉱山による生産量は現段階では含まれていない。
6位:墨Minera Frisco社(本社:メキシコシティ):8.41百万oz
 2016年生産量9.04百万ozから減少した。なお、同社は2018年の生産目標を発表していないが、2017年と大きな変化はないと予想する。
7位:加Fortuna Silver社(本社:バンクーバー):7.53百万oz
 同社保有のSan José鉱山(Oaxaca州)の拡張により、生産量は2016年の6.12百万ozから増加した。2018年の生産量は2017年同量の7.5百万ozと予測されている。
8位:米Coeur Mining社(本社:シカゴ):7.24百万oz
 同社保有のPalmarejo鉱山(Chihuahua州)の生産量が増加したことから、同社の順位は2016年より2ランク上昇した。2018年は品位低下により生産量は若干減少する見込みである。
9位:加Endeavour Silver社(本社:バンクーバー):4.92百万oz
 同社保有のGuanaceví鉱山(Durango州)において技術的トラブルが発生した結果、予想生産量に達しなかった。2018年はEl Compásプロジェクト(Zacatecas州)の商業生産が開始することから、生産量は5.8百万~6.4百万ozに増加する見込みである。
10位:加Primero Mining社(本社:トロント):3.69百万oz(予想)
 同社保有のSan Dimas鉱山で発生したストライキ等の問題により、生産量は2016年の5.3百万ozより大幅に減少した。2018年は2016年と同量と見込まれている。

ページトップへ