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2018年3月20日 シドニー 吉川竜太

豪:豪州鉱物評議会がエネルギー・気候変動に対する新方針を発表し、高効率・低排出石炭火力発電の導入推進を取りやめ

 2018年3月15日付の地元メディアは、豪州における鉱業ロビー団体である豪州鉱物評議会がエネルギー・気候変動に対する同協会の新方針を示し、これまで実施してきた高効率・低排出石炭火力導入推進への積極的なロビー活動を取りやめる方針であると報じている。新しい方針の中では、2012年に同協会が発表した旧方針の中で言及されていた高効率・低排出石炭火力発電と二酸化炭素回収貯留プロジェクトの記述が削除され、低排出エネルギー源技術のどれか一つが重要ということでなく、同評議会が「技術的中立」な立場であることを強調、豪政府の政策措置は、排出量削減目標達成への筋道を確保しながら安価で信頼性のあるエネルギーを提供する事が重要であるとしている。豪州鉱物評議会を巡っては、同評議会が高効率・低排出石炭火力擁護の姿勢を改めなければ同評議会から脱退するとBHPが警告していたほか、Rio Tintoも同様の懸念を示した経緯があり、地元メディアは同評議会がBHPやRio Tintoの圧力に屈した形となったと報じている。

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