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2018年3月30日 リマ 栗原健一

ペルー:中央準備銀行、2018年における鉱業のGDP成長率を下方修正

 2018年3月28日付け地元各紙によると、中央準備銀行(BCR)は、2018年3月版のインフラレポート内の業種別GDP成長率に関する報告において、2018年における鉱業のGDP成長率は2.4%となる見通しを示し、前回(2017年12月)の予想4.2%からの下方修正を行った。本見通しが実現した場合、鉱業のGDP成長率は6年ぶりにマイナス成長となる。
 BCRによれば、下方修正の主な理由はLas Bambas銅鉱山において、銅品位の低いエリアにおける採掘が開始されたことや、Toquepala銅鉱山拡張プロジェクトの遅れによる銅生産量の減少のほか、Lagunas Norte金鉱山における生産量見通しの減少等となっている。
 既にエネルギー鉱山省は、2018年1月の銅生産量は、Las Bambas銅鉱山、Antamina銅鉱山、Cerro Verde銅鉱山の減産により前年同月比3.98%減少、金生産量はYanacocha金鉱山等の減産により5.43%減少したと報告している。
 一方、Southern Copper社のGonzales社長は、Toquepala鉱山拡張プロジェクトに関して、2018年初頭に完了予定だったものの遅延が発生しており、2018年の増産量は当初予定の100,000tから40,000~50,000tに減少すること、100,000tへの増産が完了するのは2019年となる見通しを示している。
 さらにMucho元鉱業副大臣は、BCRによる見通しについて、近年操業を開始した主要鉱山は、いずれも既にフル生産体制に入ったこと、また2018年に操業に移行する金鉱山が存在しないこと等から、2018年の鉱産物生産量の成長率が鈍化すると説明した。

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