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2018年3月30日 リマ 栗原健一

ペルー:Labo鉱山副大臣、鉱業見通し等についてコメント

 2018年3月28日付け地元紙によると、Labo鉱山副大臣は、同紙のインタビューで鉱業を取り巻く現状やエネルギー鉱山省の取り組み、今後の展望等についてコメントした。
 Labo鉱山副大臣は、エネルギー鉱山省は様々な規則や手続きの簡素化や整理、情報更新に取り組んでおり、その成果が見え始めているとの見解を示した上で、同省の大きな目標は、①新規探鉱の促進、②既存鉱業プロジェクトの投資や開発の実現、③既存鉱山の操業継続の保証、④不法鉱業対策であると説明した。
 このうち①については、2017年のペルーへの探鉱投資額は34%増加し、世界の探鉱投資額の7%を獲得したが、2021年にこの数値を8%に引き上げることが目標であるとコメントした。
 また②については、実施されている鉱業プロジェクトの投資状況や、投資家等に関する情報収集の方法を改め、2018年3月に鉱業投資見通しの更新を行ったところであると説明、その結果、鉱業投資額見通しが、2017年9月時点の51,000mUS$から58,000mUS$へと増加したことを明らかにした。さらに、2021年までにこれら一連のプロジェクトの30%の開発実現を目標として、鉱山企業との間で、企業にとってどのような点が障害となっているかを理解するための協議を行っているほか、プロジェクト開発に関与するその他の政府機関との間においても調整を図っていると説明、その成果として、2018年には10,000~12,000mUS$の鉱業投資が計画されているとコメントした。
 また③については、具体的には2021年までに銅生産量を30%増加させ、3百万tに達成することが目標であるとコメントした。
 さらに、2021年までには一連のプロジェクト開発が予定されているが、直近の案件は2018年3月末に開始予定のToromocho銅鉱山拡張プロジェクトで、1,300mUS$の投資により生産量が50%以上増加する見込みであるとしたほか、第2四半期にはMina Justa銅プロジェクト(Ica州、1,500mUS$)の開発が開始されると説明した。その他、Marcona鉄鉱山の拡張プロジェクトやToquepala鉱山拡張プロジェクトが完了する見込みのほか、下半期には、Quellaveco銅プロジェクト(Moquegua州、5,000mUS$)の開発決定が行われると説明したほか、Corani銀プロジェクト(Puno州、700mUS$)の開発が開始されること等に言及した。

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