閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2018年3月30日 ジャカルタ 南博志

フィリピン:Nickel Asia社、2017年は出荷量減にもかかわらず増益

 2018年3月21日付地元メディアによると、ニッケル大手Nickel Asia社(NAC)は2017年の決算を発表した。これによると出荷量は、サプロライト鉱が前期比22%増の900万wmt、リモナイト鉱が同27%減の870万wmt、合計で8%減となった。同社鉱山があるミンダナオ島南部で雨季が長引いたことや高価格の高品位サプロライト鉱出荷への重点化が主因。一方、売上高は前期比11%増の157憶3,930万フィリピンペソ(約321億円)、純利益は同41%増の27億7,077万フィリピンペソ(約56.5億円)で、ともに過去3年間で最高を記録した。出荷量が全体的に減少したにもかかわらず、ニッケル・コバルトの価格上昇、高価格鉱石の出荷量増及び対US$ペソ安等により増益となった。
 NAC・Brimo社長兼CEOは「インドネシアの輸出規制緩和にもかかわらず、世界的な需要増加・供給不足によりニッケル価格は上昇した」と述べ、「2018年もリチウムイオン電池向け需要は拡大、引き続き供給不足によりニッケル価格は上昇するであろう」との見通しを示した。

ページトップへ