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2018年4月4日 シドニー 吉川竜太

豪:豪連邦政府、鉱物資源探鉱の技術開発に対して50mA$の投資実施と、鉱業会の将来に対する政策提言のためのタスクフォース立ち上げを発表

 2018年3月28日付のメディアによると、豪連邦の資源・北豪州大臣であるMatt Canavan氏は28日、産学連携による豪州鉱山・資源業界の将来への課題を解決するための研究に対し、Cooperative Research Centre(CRC)を通じて50mA$を投資することを発表した。MinEx CRCプロジェクトと呼ばれるこの研究は、生産性と安全性がより高く、環境負荷の小さい試錐方法(例えば、コイルチューブ試錐)や、試錐調査と同時並行的なデータ収集を可能とする新技術の開発が含まれる。また同プロジェクトでは、各州の地質調査所や研究者、産業界が共同して、鉱物資源のポテンシャルがありながら未だ探鉱が実施されていない地域において新技術を利用した試錐を実施するNational Drilling Initiativeも実施する予定。MinEx CRCプロジェクトには、Anglo America、BHP、Atlas Copco社をはじめとする企業や、豪州地球科学機構(Geoscience Australia)や各州の地質調査所、豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)、各州の大学・研究所が参加している。
 また、豪連邦政府は豪資源業界の将来における構造改革を検討するため、産業界の代表や政治家で構成される「Resources 2030 Taskforce」と呼ばれるタスクフォースを組織することを明らかにした。Canavan大臣は、現代社会において鉱業はこれ以上無く重要な役割を果たしているとし、豪州経済における鉱業の重要性は今後増すばかりであり、豪州が世界の鉱業を牽引し続けるため、新しいアイデア、技術、作業方法に基づいた政策提言をタスクフォースに期待する、と述べた。

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