閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年4月18日 リマ 栗原健一

ペルー:政府、Tia Maria銅プロジェクトに関する発言を訂正

 2018年4月12日付け地元紙によると、4月初頭、Villanueva首相が停滞中の鉱業プロジェクトを促進する方針を示した際、特にTia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)について社会・環境面に十分配慮した上で年内にも再開する可能性があると発言したことに対し、地元住民らがプロジェクト反対のデモ行進実施を発表した。これを受けて、Ismodesエネルギー鉱山大臣は、政府として本プロジェクトの開発を急ぐ意図はないとのコメントを行った。
 同大臣は、首相が同席する中で記者会見を行い、「地域住民との対話プロセスが実施され、プロジェクトについての疑念が晴れないうちは、政府として本プロジェクトに対する投資を急ぐ意向はない」と述べた。
 さらにペルーは貧困の解決に必要な投資を歓迎するものの、現行法の規定に沿わないプロジェクトは一切開発できないほか、環境や住民に配慮した開発が行われなければならないと表明した。
 一方、鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)のGalvez前会長は、政府が政治的なリーダーシップを発揮し、Tia Maria銅プロジェクト開発のため対話協議に関与していくべきだとしたほか、プロジェクトによってもたらされる利益や利点について国民に伝えるべきだと意見した。

ページトップへ