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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2018年4月27日 リマ 栗原健一

ボリビア:リチウム公社、ドイツ企業をリチウム産業化のパートナーに選定

 2018年4月20日付け地元紙によると、ボリビア・リチウム公社(YLB)のJuan Carlos Montenegro総裁は4月19日、モラレス大統領と会合し、リチウム産業化のパートナーに関心を表明した8社(中国企業5社、カナダ企業1社、ドイツ企業1社、ロシア企業1社)の評価結果を確認し、ボリビア政府はドイツ企業ACI Systems GmbHをパートナーに選んだと発表した。
 Montenegro総裁は、ACI Systems GmbHは、残留かん水からの水酸化リチウムの生産、産業用カソード材料、電池生産プラントの設置を行い、ドイツのEV産業やヨーロッパの代替エネルギーシステムへの活用のためにヨーロッパ市場に向けることが見込まれると述べた。
 YLBは法律により2017年4月に設立されたが、2018年、2つの子会社を持つコーポレーション化される予定となっている。子会社の1つは、このACI Systems GmbHと共同で設立されることになるが、YLBが51%の参加を獲得する。ACI Systems GmbHは、2つのプラント設置のために約1,300mUS$の投資を予定している。
 Montenegro総裁によれば、バッテリー工場は着工から18か月で完成予定であり、ドイツの専門家による最初の計算では、年間収入が1,200mUS$となる見込みであると述べた。他方、水酸化リチウム生産プラントは、同総裁によれば、バッテリー工場よりも数か月前に完成予定である。これにより、1,200人の直接雇用と数千の間接雇用が創出される予定である。

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