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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2018年4月27日 ロンドン 吉益英孝

ポルトガル:INSGのニッケル需給予測、2018年の供給不足幅は117.3千t

 2018年4月23日から24日にかけて、ポルトガル・リスボンで国際ニッケル研究会(INSG)が開催され、統計委員会ではニッケルの2017年の実績見込み及び2018年の需給予測が協議された。ニッケル需給バランスについて、2017年10月秋季会合において推計した2017年の供給不足幅97.2千tを115.3千tに、2018年の供給不足幅53.0千tを117.3千tとした。
 供給サイドについて、一次ニッケル生産量は、2017年は前年比4.4%増の2,076.4千t、2018年は前年比7.3%増の2,227.1千tとした。インドネシアの鉱石輸出の緩和により中国のNPI生産量の回復傾向が続くと見られ、インドネシアでの新規プロジェクトの稼働・生産増が生産量の増加に寄与するとした。
 需要サイドについて、一次ニッケル消費量は、2017年は前年比7.8%増の2,191.7千t、2018年は前年比7.0%増の2,344.4千tと予測した。増加の要因としては、2017年には前年比5.8%増のステンレス生産の伸びがあり、2018年も継続して成長するものの鈍化すると見られる。また、インドネシアでのステンレス生産が始まり、今後も新たなプロジェクトが立ち上がり、さらにステンレス以外の用途でも特に電池材料向けなどの需要にポジティブな影響を受けるとした。

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