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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2018年5月7日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:2017年国内亜鉛生産量増加、加Goldcorp社が貢献

 2018年4月23日付地元紙は、2017年の国内亜鉛生産量に関し、主要各社による生産が落ち込んだ中、Goldcorp社が保有するPeñasquito鉱山が健闘し、結果総生産量が前年比5.4%増加したと報じている。
<主要4社の2017年亜鉛生産量>
・1位:墨Peñoles社(本社:メキシコシティ):285,137t
 同社による生産は主要4社の総生産量のうち約5割を占める。しかしながら2017年の生産量は前年比1,408t減少した。
・2位:加Goldcorp社(本社:バンクーバー):163,160t
 同社が保有するPeñasquito鉱山(Zacatecas州)では、品位及び回収率の増加により、2017年生産量は2016年比43,909t増加した。
・3位:米Southern Copper社(アリゾナ州):68,700t
 墨Grupo México社の子会社である同社の2017年生産量は前年比5,200t減少した。
・4位:Minera Frisco社:62,537t
 前年比7,747t減少。
<各社の2018年生産目標>
・Peñoles社:生産目標未公表。
・Goldcorp社:300百万lb(136,080t)に減少を予想しているものの、2019年に425百万lb、2020年に450百万lb、2021年に400百万lbと予想している。
・Southern Copper社:84,600tに増加を予想。
・Minera Frisco社:生産目標は未公表であるが、同社が保有するTayahua鉱山(Zacatecas州)とMaría鉱山(Sonora州)がそれぞれ新たなプロジェクトを開始することから、2018年の生産量は増加する見込みである。
 今後5年以内に生産開始となる亜鉛プロジェクトのうち、注目されているのはSouthern Copper社によるBuenavista鉱山亜鉛プロジェクトである。投資額は413mUS$、2020年に生産開始予定で、生産量は80,000t/年と見込まれている。また、Peñoles社が保有するRey de Plataプロジェクト(メキシコ州)は2019年に生産開始予定で、投資額は303mUS$、生産量は40,000t/年の見込みである。亜鉛の副産物として銀、鉛、銅が生産される。

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