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2018年5月7日 メキシコ 佐藤すみれ

米:Southern Copper社の2018年第1四半期売り上げが増加

 2018年4月25日付地元紙は、墨Grupo México社の子会社である米Southern Copper社(本社:アリゾナ)の2018年第1四半期純利益が50%増加したと報じている。金属価格の上昇とコスト減少が大きく影響し、前年同期の純利益314mUS$から今期は471mUS$に増加、売上高は16.2%増の1,841mUS$となった。金属平均価格は銅3.14US$/lb(18.5%増)、亜鉛1.55US$/lb(23%増)、モリブデン12.14US$/lb(56.8%増)、銀16.86US$/oz(4.4%増)とそれぞれ増加した。生産コストは2017年第1四半期の0.88US$/lbから0.79US$/lbに減少した一方で、主にペルーに保有するToquepala鉱山拡張の投資によりCAPEXは296mUS$に増加した。同期生産量は銅204,815t(4.2%減)、モリブデン5,175t(1.9%減)、亜鉛17,736t(4,6%減)、銀4.14百万oz(3,9%減)と全体的に落ち込んだが、生産コスト削減により相殺された。同社が保有するBuenavista鉱山では、品位の低下により2018年の銅生産目標が当初より30,000t減の901,000tと修正されている。同社は今後12か月に渡りリーチングプラントの溶解度改善を行い、生産量改善を目指すという。同社は現在Buenavista鉱山にて亜鉛プロジェクトを進めており、生産は2020年に生産開始の計画である。さらに同社はSonora州に保有するPilaresプロジェクトの生産開始も控えており、銅年間生産量は35,000t/年と見込まれている。また2007年から労働組合によるストライキが続いていたZacatecas州のSan Martín鉱山の再開も2019年第1四半期に計画しており、年間生産量は亜鉛20,000t、銅7,500t(2.8百万oz)と見込まれている。
 同社は2023年にメキシコとペルーにおける年間銅生産量を1.5百万tまで増加させる計画である。

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