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2018年5月11日 リマ 栗原健一

ペルー:Cajamarca州とApurimac州に鉱業プロジェクト投資額の47%が集中

 2018年5月8日付け地元紙によると、リマ商工会議所の経済・企業開発研究所は、鉱山建設が計画されている鉱業プロジェクト49件の投資総額は58,507mUS$で、このうち47%に相当する27,562mUS$がCajamarca州とApurimac州に集中しているものの、これら2州はいずれも高い金銭的貧困率と多くの社会争議が存在しており、投資の実現が困難となっていることを報告した。
 このうちCajamarca州は、La Granja銅プロジェクト(5,000mUS$)、Michiquillay銅プロジェクト(2,500mUS$)等、計6件16,209mUS$と全国最大の鉱業投資が計画されている一方で、金銭的貧困率は47.6%にのぼり、11件の社会争議が顕在化している。
 またApurimac州では鉱業プロジェクト7件、合計11,353mUS$の鉱業投資が計画される一方、金銭的貧困率は35%で、5件の社会争議が存在している。
 経済・企業開発研究所のPeñaranda所長は、「国内17州で主要な鉱業プロジェクトが実施されているものの、投資の遅延によって未だに貧困率が高い地域が存在するほか、57件の鉱業関連社会争議により鉱業活動がリスクにさらされている」と説明した。

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