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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2018年5月15日 ジャカルタ 南博志

フィリピン:Nickel Asia社、ニッケル価格低下にもかかわらず第1四半期は増益

 2018年5月10日付地元メディアによると、ニッケル大手Nickel Asia社(NAC)は9日、2018年第1四半期の決算を発表した。インドネシアからの低品位鉱石輸出増等に伴う需給緩和により、ニッケル鉱石輸出価格が低下したにもかかわらず、対US$のフィリピンペソ安の影響により為替差益が拡大し、純利益が前年同期比52.6%増の5億7,599万ペソ(約12.5億円)となった。なお、売上高は同じく13.2%減の21億6,394万ペソ、出荷量(Rio Tuba及びTaganito鉱山)は同じく2.8%増の109万wmt、輸出価格は同じく46.1%下落の平均17.07US$/wmtであった。
 NAC・Brimo社長兼CEOは「インドネシアの輸出規制緩和により中国や日本向けのニッケル価格が下落している」と述べ、「一方、LMEニッケル価格は大きく上昇しており、国内HPAL製錬所(Coral Bay, Taganito)向けリモナイト鉱石の出荷が2018年の増益に大きく寄与するであろう」との見通しを示した。

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