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ニュース・フラッシュ

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2018年5月16日 サンティアゴ 村上尚義

チリ:Barrick社、Pascua Lama金・銀プロジェクトについて坑内採掘のための調査を中止

 2018年4月24日付けニュース報道によると、Barrick社は4月23日、Pascua Lama金・銀プロジェクトについて、坑内採掘による開発検討調査の中止を決定した。
 この決定は、2017年から実施されていたPre-F/S調査により、技術的に実施可能であるが、同社の投資基準を満たさないと評価されたことによるもの。Barrick社は、既にチリ側に建設された施設の閉鎖計画を進めることに取り組むことになる。
 Pascua Lama金・銀プロジェクトは、環境問題によるチリ環境当局からの制裁措置を受け、環境影響を最小限に抑えるため坑内採掘を検討していた。一方で、高額な投資コストの問題があり、2000年の環境影響調査書提出時の投資額は9.5億US$を計上しており、その後、約80億US$に達していた。
 Barrick社によると、Pascua Lama金・銀プロジェクトは完全に破棄された訳ではなく、経済指標が良くなり、リスク緩和ができれば、開発を再開することもあり得るとしている。

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