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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年5月30日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:2018年第1四半期の主要10社銀生産量、好調

 2018年5月25日付け地元紙は、メキシコ主要銀鉱山の2018年第1四半期の生産量は好調であると述べている。メキシコの10社の主要銀鉱山企業の第1四半期の生産量は前年同期の36.6百万ozから10%増となる40.4百万ozを記録しており、2018年推計である年生産量159百万ozを達成乃至超える数値である。なお、2018年第1四半期に生産量が増加した背景には、新規鉱山の立ち上げ、拡張、そして高品位鉱床開発が挙げられる。以下が主要10鉱山企業の生産量である。
1.Peñoles社:17.4百万oz
 同社は、前年同期から2百万oz増加し、メキシコ主要10社の銀生産量の43%を占める結果となった。同社生産のほとんどが同社子会社のFresnillo社によるものであり、同子会社の生産量は、前年同期の12.4百万ozから14.2百万ozに増加していた。
2.加Goldcorp社(本社:バンクーバー):5.17百万oz
 同社の生産量は、高品位鉱床からの生産と回収率改善により前年同期の4.84百万ozからの増加となった。
3.Southern Copper社:3.4百万oz
 Grupo México社の子会社である同社の生産量は、前年同期の3.3百万ozから微増となった。
4.加Panamericana社:2.85百万oz
 Dolores鉱山及びLa Colorada鉱山の生産量が増加したが、Alamo Dorado鉱山の操業終了にり、前年同期の2.94百万ozから減少することとなった。
5.Minera Frisco社:2.23百万oz
 9つの鉱山を操業しているが、総じて生産量が低調であり、前年同期2.29百万ozから減少した。
6.加Fortuna Silver社(本社:バンクーバー):2.19百万oz
 San José鉱山の品位向上により、前年同期の1.79百万ozから大幅に増加し、Frisco社に迫る生産量となった。
7.加First Majestic Silver社(本社:バンクーバー):2.17百万oz
 同社は、前年同期の2.71百万ozからの減少となり2つ順位を落とす結果となった。しかし、Primero Mining社とSan Dimas社の買収により、2018年以降の生産量は増加が見込まれている。
8.米Coeur Mining社:2.01百万oz
 同社は、Palmarejo鉱山を操業しており、Independencia鉱床及びGuadalupe鉱床の品位向上により、前年同期の1.53百万ozからの増加となった。
9.Primero Mining社:1.61Moz
 加First Majestic社(本社:トロント)によって買収された同社は、ストライキの影響を受けた前年同期の0.62百万ozから大幅に生産量を増加させた。
10.加Endeavour Silver社(バンクーバー):1.35百万oz
 同社はEl Compás鉱山及びTerronera鉱山の操業を行っており、前年同期の1.08百万ozから増加した。

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