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2018年6月1日 メキシコ 森元英樹

キューバ:加Millbrook Minerals社、キューバ鉱業公社GeoMineraと歴史的合意

 2018年5月28日付け地元紙によると、加Millbrook Minerals社は、キューバ鉱業公社GeoMinera(政府100%出資企業でニッケル等以外の鉱種の投資交渉窓口)と3つの銅-亜鉛-銀-金案件の探鉱、開発に係る協定が合意に達したことを明らかにした。これにより、キューバで鉱業を行う会社は、Sherritt International社、Trafigura社に続き3社目となる。Millbrook Minerals社幹部は、国際的なルール(IEAモデル)がキューバに導入された後の2014年の外国投資法制定後の初の鉱業案件となると述べ、今回の合意は、キューバ政府とJV契約を締結し、金属の生産、販売プロジェクトを推進することにあり、Los Pasosプロジェクトの1つを形成するSanta Rosa鉱山の開発を含んでいると説明した。しかし、Millbrook Minerals社は、まずはLos Pasosプロジェクトに含まれている鉱山のうち、過去に開発実績のあるSan Fernando鉱山、Antonio鉱山、Los Cerros鉱山の再開発に期待している。GeoMinera関係者は、これらの鉱山の商業的生産が可能性であると判断した場合、抽出される金属の生産と販売を担当する共同合弁会社を設立することとなる。
 Millbrook Minerals社関係者は、Los Pasosプロジェクトは、有望なポテンシャルを有しており、可能な限り早期に生産開始に移行し、経済性評価を進める。探鉱第2フェーズでは、予備的経済性評価を行うことを計画しており、その費用は7mUS$を予定している。
 Miguel MarioDíaz-Canel新国家評議会議長は、レストラン、タクシーなどの民間企業の適度な成長のための長期計画の実施を指示するとともに、エネルギー、鉱業、電気通信、医療サービス、そしてラム酒、葉巻の生産という最も重要な分野を国家の手に委ねると述べ、GeoMinera総裁は、鉱業部門の発展は国家経済優先事項であり、Los Pasos プロジェクトはその戦略の鍵となると説明している。しかし、キューバの鉱業部門は、コバルト、ニッケルと言った金属、それに炭化水素の高いポテンシャルを有していると言われているが、休眠状態にあると言え、国際調査機関の報告書では240以上のプロジェクトが存在すると考えられている。

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