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鉱種:
2018年6月5日 リマ 栗原健一

ペルー:豪州、ペルーへの鉱業投資への関心示す

 2018年5月29日付け地元紙によると、豪州貿易投資促進庁(Austrade)のHill商務担当官は、豪州企業がペルーにおけるより一層の探鉱の実施に関心を持っており、その背景としてペルー鉱業は今後成長が見込めるほか、探鉱プロジェクトの多くが銅を対象とした案件であることが、投資に有利な状況であると説明した。
 一方、同庁のVargasビジネス開発部長は、ペルーにおける既存の銅プロジェクトが再び開発に向けて動き始めたことに触れ、ペルーは中南米で最も大きく経済発展している国の一つであり、豪州としてもその成長の一部を形成したいとの考えを示した。また、現在豪州はペルーに対して3,373mUS$の投資を行っているが、その大部分が鉱業セクターを対象としており、探鉱のほかに鉱山企業向けの機材やサービス、ソフトウェアのサプライヤー企業による投資が行われているとコメントした。さらに、2003年にペルーに進出していた鉱業関連の豪企業はわずか5社だったが、現在は90社近くが存在していると述べた。
 一方Hill氏は、豪州の研究機関とSouthern Copper社、Tacna州政府の間で、少ない水を使った鉱業・農業の開発計画に係る合意を締結したことを明らかにした。さらに、両国間のFTAによって鉱業、農業、観光セクターにおける貿易は一層促進されるとの見通しを示したほか、豪州は、ペルーの石油セクターに対しても関心を持っていることを明らかにした。

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