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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年6月5日 リマ 栗原健一

ペルー:Newmont Mining社、Yanacocha金鉱山硫化鉱プロジェクトへの融資を検討

 2018年5月30日付け地元紙によると、第13回金銀シンポジウム(ペルー鉱業石油エネルギー協会主催)に出席したNewmont Mining社のVelarde代表取締役は、Yanacocha金鉱山の金・銅硫化鉱プロジェクトにおける生産工程の改善を検討しており、この取り組みに必要な投資額2,100mUS$への融資を検討している旨明らかにした。
 同氏は、現在Yanacocha鉱山では地表に近い鉱石をリーチングによって処理しているのに対し、本プロジェクトでは、より深部から採掘される硫化鉱に対してオートクレーブによる処理が計画されている旨明らかにし、これまでとは異なる技術を用いた新たなプラントの導入に対する投資が検討されていると説明した。
 一方で、Yanacocha鉱山では別途Quecher Main酸化鉱プロジェクトの建設が開始されることに触れ、本プロジェクトの建設と同時進行で、硫化鉱プロジェクトの融資等について検討していく方針を示した。Quecher Main酸化鉱プロジェクトでは300mUSが投資され、生産開始後の2020年から、Yanacocha金鉱山の生産量は100,000oz(約3.1t)から150,000oz(約4.7t)に増加するほか、マインライフは7年延長して2027年までとなる見通しとなっている。さらに硫化鉱プロジェクトが実現した場合、2047年までのマインライフ延長が期待されている。
 その他Yanacocha鉱山はCajamarca州政府と安定的な関係を継続しており、四半期ごとに会議を実施している一方で、Conga金・銅プロジェクトについては未だに中止状態が続いているとコメントした。
 他方、Benavides社長は、Yanacocha金鉱山は今後金の鉱山から銅鉱山へとシフトしていく計画であるとした一方、鉱山売却の予定はないことを表明した。

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