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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年6月11日 リマ 栗原健一

ペルー:APM Terminals社、La Oroya精錬所のドライポートへの転換の可能性を提案

 2018年6月4日付け地元紙によると、Callao港北ターミナルを運営するAPM Terminals社(オランダ)は、La Oroya精錬所をドライポートへと転換する可能性について検討している。
 経営破綻したDoe Run Peru社の資産だったLa Oroya精錬所とCobriza銅鉱山は、長年にわたり入札の失敗を繰り返した後、2018年5月に債権者の一部を構成する従業員団体が買収する方針が決定された。これに伴い、従業員団体は合計139.3mUS$(La Oroya精錬所68.7mUS$、Cobriza銅鉱山70.6mUS$)を支払わなければならず、その期限が6月13日に迫っている。
 従業員団体は、当初からこれら2つの資産買収には戦略パートナーと共同で実施する方針を示していたが、そのような中、5月最終週にAPM Terminals社の代表者がLa Oroya精錬所を訪問した。APM Terminals社は、以前からLa Oroyaにドライポートを建設し、ペルー中央アンデス地域の鉱業や農業セクターにサービスを提供するアイデアを持っていたものの、適切な候補地がないことから、アイデアが具現化しなかったとされる。La Oroya精錬所を訪問した同社代表者らは、特に精錬所内の鉄道付近のスペースに注目し視察を行ったことが伝えられている。
 さらにLa Oroya精錬所では、14百万tにのぼる尾鉱の売却や、精錬所のスペースを小規模な修理工場やラボラトリー等の設備として活用すること等が検討されている模様。

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