閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2018年6月12日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:裁判所、Napoleón Gómez氏上院議員選挙立候補を承認

 2018年6月7日付け地元紙によると、選挙裁判所は、7月1日のメキシコ大規模選挙の1つである上院議員選挙にNapoleón Gómez Urrutia氏が立候補することを事実上承認した。左派政党Morenaの大統領候補であるAndrés Manuel López Obrador(AMLO)候補は、メキシコ全国鉱夫・冶金・鉄鋼労組(SNTMMSSRM)員であり、現在カナダに滞在するNapoleón Gómez氏を上院議員候補に指名した。この件を選挙裁判所が審査し、今回、同指名は合法と判断された。この判断により、カナダに10年以上住み続けているNapoleón Gómez氏のメキシコ帰国への道が切り開かれたことになる。なお、同氏は、Cananea鉱山(現Buenavista鉱山)において、当時SNTMMSSRMが組合員に支払うべき同鉱山の権益売却費55mUS$を横領したと指摘されており、その事実を否定しカナダに滞在していることから、同氏が上院議員となった場合には、鉱業業界を含めた議論が巻き起こる可能性がある。なお、選挙裁判所の聴聞会には、Buenavista鉱山を保有するGrupo México社も出席しているが、同社CEOのGermán Larreaの関与も取り沙汰されている。同氏は、AMLO候補と非難合戦を繰り返している。また、Napoleón Gómez氏とSNTMMSSRMは、直近では、Grupo México社、製鉄会社Ahmsa社及びTorex Gold社のEl Limón-Guajes鉱山の労働組合問題に関係している。

ページトップへ