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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト
2018年6月13日 ロンドン ザボロフスキ真幸

DRコンゴ:Glencore、Mutanda銅・コバルト鉱山の権益に対して訴訟を起こされる

 2018年6月8日付のメディア報道によると、Mutanda Mining社の創設者の一人である実業家のCharles Brown氏はGlencoreに対し、同氏が所有していた19%のMutanda鉱山権益が不正にGlencoreに売却されたとして10億US$以上の損害賠償を求める訴訟を起こした。同氏は2012年にGlencoreの元ビジネスパートナーであるGroupe Bazano社に639万US$で強制的に権益売却をさせられたとし、この権益は11億US$以上の価値があると主張。Glencoreは、売却の2週間後にGroupe Bazano社から同権益を買収している。これに対し、GlencoreはCharles Brown氏の主張を事実無根であると否定し、GlencoreはBrown氏とGroupe Bazano社との取引金額は一切知らないとした。Kinshasa高裁は、GlencoreのIvan Glasenberg CEO、Aristotelis Mistakidis銅取引事業代表、Groupe BazanoのAlex Hayssam Hamze元Directorへ2018年7月2日の公聴会に出席するよう求めている。また、Brown氏の最終的な目的は、19%の権益を取り戻すことだと同氏は報道に対して述べている。Glencoreは、2018年に入り同社のDRコンゴ資産においてGecamines、元ビジネスパートナーDan Gertler氏からも訴訟を起こされており、今回で3度目となる。Glencoreが100%所有するMutanda銅・コバルト鉱山は、2017年に銅19.2万t、コバルト2.4万tを生産している。

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